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痛み分けて三重苦 「よきに謀らえ」「ちこう寄れ」 思う壺は重く冷たく深く潜る 清々しい代償を呼ぶ持ち合わせはない 蛍光灯の明かりに慣れなくなったのは 人知れずこの場所を離れる点滅灯 これ以上明るくするならば 差し出してもらおうか恍惚の半裁紙 追いかけるだけで終わりを知らない愚かしい欲望が 飛び散って恐怖 乗り切って散財 見えないだけの存在が痛みを与えてくれる 嬉しさの余り涙が泡を吹く 無限に向かって抜刀する勇気はあるか 見据えた光を再び否定するその一日前のこと 意味を紡げと脅されて 咀嚼で精一杯ですと頭をたれる この世のヘドロは有毒です 頭の中の私利私欲とさして変わりはしない 指を滑る言葉が安っぽい 訓示をたれる顔がきな臭い 教鞭をとるにはあと二回死んで生き返れたらでいい それすら適わないや なんならいますぐダイブ 足りない栄養なにかな 懲りない雇用いまかな ポマードポマード繰り返しの美学 じんせいと同じだね
ひっそりとここで意思表示をする それが誰の目に触れていなくても つきが見ている ほしがささやく それだけで恥ずかしい 何に構うことがなくても どれを選び取ることをせずとも 生きていることはとても恥ずかしい 澄み切った街外れの夜空に心を裸にされた それを純粋に受け止められる大人になりたいと 北極星にひとりごちた
止められない衝動を無理に止めようとするなんて 自然の摂理に反している 悔しかったらここまでおいでとあなたは言って 悔しかったからあたしはここまで来てしまった 売り言葉に買い言葉 乗せられてみた悪夢はデジャヴ それだけで成り立つものなんてないのに 所属のない甘さがゆっくり引鉄をひく 自分の首を絞めるほどの探究心が疼いて疼いて今夜も眠れない 眠らせてくれないのはまだ何も分かっていない証拠だと 渇いた喉にそっと教えられた
大人になることが怖かったあの頃なんてあたしにない 大人になることだけがあたしの要求 願望 未来 あの頃あたしが見ていたものは大人じゃない 理屈をこねくりまわして悦に入っていた大人の顔した子供 それはあたし 鏡の中で今も生き続ける亡霊が ディズニーランドに行けなくて泣いている ごめんねごめんなさい あたしはあなたになんて言ったらいいか分からない あしたはあなたになにか言えたらいいと思う センチメンタルなきみたちの宴 仕事ならば喜んで引き受けよう 私事ならば消化する前に吐き出そう みにくい自我の展覧会 ミラーハウスでデートしよう 足元すくってあげるから すきだらけの想い出に塗れて わすれなさい からっぽをわすれなさい だってぼくら入れ物でしかないんだもの だってぼくらナマモノでしかないんだもの さよならさんかく またきてしかく つぶやいた先はなにもみえない これが照りつける太陽のせいだと気付いたからって 地底はなんにも揺らがない さりげなさに身を寄せながら おもむろにひっくり返したスペードのエースは 奇跡の暗示か悪魔のささやきか 嘲笑うように風がとおりすぎる ただただ笑っていたいなんて 痛いこといってるあなたにさよなら ぼんやりとした空間 目を細めてみたら まあるい明日がみえた
敏感なわけじゃないよ だから、鈍感なわけでもない でも今はアンテナを張りたくない そんなに闇雲に足を運べない それだけでいいとだれが認めてくれるだろうか 濃度の高い塩水に溶けていたい それが最高の贅沢だと知ってしまった今は
あなたの記憶を消さぬまま なついろの夕焼けに光を灯す たくましい想像力の彼方に がらすの安っぽさがみえるから ここが何処なのかを今一度問う いくせんのかすがいに明日を奪われて しいたげられた右腕に誓う いまここに僕がいると
きつつきの声が聞こえたから いま君を探しに行くよ 君の手の中に結晶が見える 僕が見つけたはずだった 僕が見つけたはずだった ささやかな祈りを胸に 怖い、まものと戦うんだ いざ出陣せよ いざ出陣せよ かみさまはすぐそこだ 甘ったるい旅の真意 都合のいい答え探し 向上心のかけらもない僕らに 咎めなんていらない もっと短絡的な罰を 赤い月が落ちてくる ああ、それこそこの世で最高の戒め
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